■劇団ゲキハロ第11回公演 戦国自衛隊 「戦国自衛隊・女性自衛官帰還セヨ/死守セヨ」 総括

そんな大それたことではないんですが、私なりにわかったことなど書こうかと思います。


今回のゲキハロ戦国自衛隊は2ストーリーで、関連性もありましたから。



まず、

【帰還】→1553年(天文22年)
【死守】→1560年(永禄3年)

時間の差は7年


【帰還】は
美麗の国というところにタイムスリップ

実際には本多・役の勝野洋さんのセリフに「北には上杉・南には武田」と言っている。

この時の上杉は多分、山内上杉家のことを言っている。
家名は長尾影虎に引き継がれている。


【死守】は山姥洞と糸魚川国道148号という目印があるために、越後の国が舞台。


【帰還】も【死守】も山姥洞の山賊が登場する。

頭の不動が両方登場。
【帰還】では、【死守】に登場する、つぶらの父親が登場する。

このとき【帰還】の自衛隊員の伊庭役のくまいちょーが、食料をあげる。

その結果、つぶらは死なずに済んだ。

ここで歴史は変わった感じがする。


このときの山賊は飢えに苦しみ、盗人業を行っている。
【帰還】では本多麗・役の梨沙子が金目のモノを取られそうになる。

このときはまだ【死守】で言っていた、金が取れてないのがわかる。


てなると、【帰還】と【死守】は同じ場所だったんだろうか?

少なくても【死守】は橋立山の北側の場所が濃厚。

【帰還】は?
予想では信濃の北部・北信国衆付近でないだろうか。

立山を境に。


実際は、国道148号と橋立と山姥洞のモデルになった場所は3ヶ所共に離れてます。

特に山姥洞は、越中の国側の越後の国。


キーとなる、2ストーリーがリンクするのはそれぐらいかな。


若月曹長と戸部さんの会話で、歴史が違うことが話題になったのは、【帰還】組が変えてしまったからではと思う。


不動はなぜ、自衛隊に策略をしたのか?

普通なら影虎と絶姫の婚姻で和睦成立すれば、山姥一族は安泰なはず。

しかし、それを選ばず、もしくは知らなかったかどうかはわからないが、平八郎が「代々、外との繋がりを絶っていて……」っている部分で、一族の血を守りたかったのではないかと思う。

でなければ、死んでまで抵抗はしないと思う。


今回の【死守】は、2時間では収まらない話があるみたいだし、舞台ではわからない深いエピソードがあったのではないでしょうか?


神戸さんが「なぜ自衛隊がキライなのか」とかね。



あとDVD収録後からセリフが追加されたこと。

若月曹長が「殺してしまった長尾影虎の代わりに、私が上杉謙信になる」というセリフはその後の話。

収録時は「上杉謙信(長尾影虎)の代わりに天下を取る」(ちょっとセリフ忘れました、確かこんなニュアンスだった)とかだった。


上杉謙信女性説もありますからね。



【帰還】はハッピーエンド的な感じだが、本多は結局なにを守りたかったのだろうか?

あれだと、結局なにも残らなかったのではないだろうか。

娘である麗も騙し、斉藤正勝を結果的に討っても、国は守れなかったよね。


麗の幸せになるなら、義明が後に徳川家の関連になることは良かったかもしれん。


配役で合ってなさそうで、共通するところは、舞美ちゃんかな。
「らん」や「ブラックエンジェル」のイメージあるから合ってないとか思うけど、舞美ちゃんは結構なビビりで、イベントでの風船爆弾は腰抜かしそうになったぐらいステージ右往左往してるし、【帰還】ではくまいちょーなっきぃ辺りが本人とは違うキャラだっかと思う。

琴塚の「キモいんだよ」は、なっきぃが言ったようなもんだけどねwww


【死守】は清水・徳永の柱に桃子の存在感がある持ち回りがしっかりしているから、舞台経験の差あるよね、℃-uteメンバーよりは。

ただ千聖は最後の大阪公演で評価上がった、12月の1974公演が楽しみが増えた。

愛理は外部の演技の仕事の経験で、稽古が少ない中でカバーしていた感じが良かったりする。


DVDより、BS-TBSで放送を先にして欲しいよなぁ〜、いろいろ見落としている部分あるかもしれないし、また観たいなぁ。